おはようございます。コムサイ昭です。
今回は普段使用している動画撮影機材を紹介します。個別パーツについての記事です。

メーカー SmallRig
製品名 Canon EOS R50 V用ケージ
製品名 Cage Kit for Canon EOS R50 V
型番 5427
重量 175g
CANON EOS R50Vのケージです。ハンドルその他のアクセサリーを装着するための機材です。R50V自体がコンパクトということもあり、比較的軽量です。着けていることをわすれるくらいフィットしているので、ずっと装着したままです。
結論:SmallRig R50V ケージはこんな人におすすめ
わたしは写真を撮るとき、三脚を使用して縦位置の撮影をすることが多いです。そのため静止画撮影用のカメラにはLブラケットを常用していますが、同じような感覚で使用しています。
買うべき人
- 横位置での撮影時アルカスイス互換の雲台を使用している人
- 縦位置での撮影を頻繁に行う人
- グリップ力を向上させたい人
- 外部バッテリーやモニター、マイクなどを複数装備したい人
買わなくてもいい人
- 本体とレンズ以外の機材を使わない人
- 1gでも軽くしたい人
- 重量のあるモニターや外部バッテリーを使わない人
グリップ付属で購入を躊躇する
コムサイ昭は非常にSmallRig製品が好きなのですが、実はこのケージは購入するのを躊躇した製品でした。というのも、カメラのグリップ部に合わせてシリコン製のグリップがケージ自体に備え付けられており、装着感や放熱性に影響があるかもと懸念していました。
購入してみたわかったこと。装着感ですが、想像とは裏腹にほとんど違和感がありません。ウェブ上で商品画像を見ていた段階では「余計なものを…」と思っていたのですが、本体グリップ部も経年劣化しそうなので、グリップが追加されているのはむしろよかったです。
特にダブルズームキットでRF-S55-210を使う方、その他長いレンズ、大きいレンズを使う方は握り込みやすいのでメリットが大きいと感じました。
外箱

付属品はシンプルです。

本体以外のパーツはコールドシューなどです。

装着した状態でもボタンなどへの干渉はありません。グリップ力が増すので、手持ちで撮影する場合にも役に立ちます。
ここからはケージの特徴を伝えつつ、ケージと共に使用するアクセサリー類について記述したい。
ケージ装着による拡張性
シリコングリップ
思っていたよりずっと良かったです。本来のデザイン性を著しく損なうのではと危惧していましたが、装着してみた限りではかなり自然に馴染んでいるように思います。
もう一つ懸念点があるとすれば、グリップ部が放熱を阻害しないかということですが、EOS R50Vのグリップ自体がラバー素材のためあまり影響はないのかなとも思います。いずれにしても、長期で使ってみないことには判断できない内容です。
ケージの底面はアルカスイス互換プレート
ケージ底面はアルカスイス互換となっております。わたしが所有する機材ですと下記の雲台で使用可能でした。



サイドにも1/4ネジ穴があるので縦動画撮影に便利
端子類を下にしての撮影も可能です。左右どちなにも1/4穴があります。


ハンドルマウントあり

Arri規格の穴が上部があります。現状ハンドル類を使用しておりませんが、わたしはモニター用を装着することがあるのでのクランプとケーブルを紹介します。(すみません、装着済みの写真はありません)



USB-Cケーブル利用時に端子を保護するパーツです。


ケージと共に使用したい電源関係のアクセサリー
EOS R50Vは大変コンパクトで魅力的なカメラです。しかし、コンパクトであることと引き換えにバッテリー容量は少なめです。
そこで、カメラバッテリー以外の選択肢として外部電源を使用することもできます。
ここでは、SmallRigのケージに装着することを前提にいくつかの給電方法を紹介します。
ここではいくつかのリグパーツやアクセサリーを紹介します。一部内容がパーツやアクセサリー自体の記事と重複します。ご了承ください。
電源を強化するのにおすすめのアイテム
EOS R50VはUSB-Cによる給電が可能ですが、より確実な給電方法としてキヤノン純正の電源アクセサリーであるDCカプラー DR-E18を使用することができます。
ここではDR-E18を使用して、NP-F互換バッテリーによる給電方法とVマウントバッテリーによる給電方法を紹介します。
DCカプラー DR-E18
DCカプラーとは、カメラなどの直流 (DC) 電源を必要とする機器にバッテリーの代わりに外部から安定した電力を供給するためのアクセサリーです。
このプラグ部分に社外製のバッテリーを接続して使用するのが今回紹介する2種類の方法です。



CANONのウェブサイト等では家庭用電源に接続することを想定して記載されていますが、カプラーを使用すると別のバッテリーから給電することができるようになります。
例えば、別機種ですがEOS R5Cの給電方法には市販のモバイルバッテリーやVマウントバッテリーからの給電例が掲載されています。
参考リンク: キヤノン EOS R5 C 給電スタイルの汎用例
ただしCANONが推奨する使用方法ではなくあくまでも自己責任となりますので注意してください。当ウェブサイトでも、記載した方法使用した結果トラブルが発生しても当サイトは責任を負いません。

EOS R50Vのグリップ部にDR-E18のコードを通すための切り欠きがありますのでそこからコードを通してバッテリーボックスの蓋をします。機材保護のためバッテリーボックスの蓋を完全に閉めないと起動しないようになっています。
DCカプラーを使用するメリットとしては、本体側のUSB-C端子を他の用途で使用できるように残しておくことができることです。
デメリットとしては、カプラーのコードを出すためのパッキンがややケージと干渉してしまうため、そのまま使用して良いのか悩ましいというところでしょうか。写真のようにケージ内部に収まってはいるのですが、若干の不安要素ではあります。
DCカプラー + NP-Fバッテリー


NP-Fバッテリーを装着します。

NP-Fシリーズバッテリー用 アダプタープレート(Lite)3018にNP-Fバッテリーもしくは互換バッテリーを装着し、カプラーの端子を7.4Vと書かれているところに接続します。
メリットは安価に大容量バッテリーを使用できることです。NP-F互換バッテリーは照明機材や外付けモニター・レコーダー、一部の音響機材(ZOOM F6など)、撮影関係の機材では幅広い分野で使用されています。ソニー純正のNP-Fバッテリーが販売終了となっていることもあり、Amazonや大手家電量販店では多種多様な互換バッテリーが販売されています。
EOS R50Vに使用されているLP-E17バッテリーはDC7.2V ・ 1040mAhです。NP-F互換バッテリーは10000mAh以上の大容量を誇るものまであり、単純に容量を比べるだけなら話にならないといえます。
ただ、互換バッテリーはあくまでも社外品のため、製品や個体毎の性能差が激しかったり、品質が一定でない可能性は低くありません。特に、使用中に想定外に電圧が下がってカメラが止まる、というリスクはLP-E17を使用している限りほぼあり得ないことも覚悟する必要があります。
わたしはNP-F互換バッテリーを日常的に使用していることもあり、過度な心配はしておりませんが、大事な撮影で使用する場合は信頼できるバッテリーを使用することをお勧めします。
Vマウントバッテリー

他のパーツと組み合わせることで、Vマウントバッテリーで運用することも可能です。

SmallRig VB99 SE ミニVマウントバッテリー 99Wh 4608


VマウントバッテリーはSmallRig VB99 SE 4608です。
VB99 SE 4608はDCポートから8V / 3A(最大)出力できます。そこにCANON純正のDCカプラーDR-E18を繋ぎ本体に直接給電します。メリット・デメリットは先述と同様です。
Vマウントバッテリーを接続するプレートは下記のようなパーツを使用しています。


モバイルバッテリーによる給電(USB-C端子へ給電)
個人的には、モバイルバッテリーは使用しません。
単純に、安定性が悪いからです。モバイルバッテリー給電は非常に便利なので、使用したい方はぜひ活用すべきだと思います。
しっかり固定できる環境なら便利だと思うのですが、わたしの撮影環境では万が一撮影中に落下させてしまうリスクを考え、モバイルバッテリー以外の選択肢をとっています。なお、モバイルバッテリーを使用するためのリグパーツも発売されています。
ちなみに、先ほど紹介したVマウントバッテリーにはUSB-C出力があります。PD 65W入出力が可能です。そこからEOS R50VにUSB出力することでEOS R50V本体内のバッテリーと併用できます。
さらにVB99 SE4608にはD-Tapで出力することもできます。他にUSB-C PDで出力したい機器がある場合はD-TapからUSB-Cへ接続するケーブルを使ってEOS R50VにUSB給電することも可能でしょう。
まとめになっていないまとめ
SmallRigのケージはEOS R50Vはコンパクトなボディの良さを生かしつつ、下記の点で強化されたのがとても気に入っています。
- アルカスイス互換プレートの底面
- グリップ力向上
- 上下左右に1/4ネジ穴があること
三脚に据えて撮影することの多い私は、やっぱり一番使うのは左右の1/4ネジ穴が増えたことが一番嬉しいかなと思っています。おすすめです。

