カメラを買おうと思ったきっかけ

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ごきげんよう。ただのゆうたです。

いま、私はモーレツに撮影が好きです。
毎日写真を撮ることばかり考えています。

さて、どうしてそうなってしまったのかを改めて書こうと思います。
これからカメラを買おう、写真を撮ろうと考えている方の参考になれば嬉しいです。

カメラを買おうと思ったきっかけ

私は中学生のころ学研の教材のアンケートでFinePix F700が当たったことがありましたが、高校生の時に壊れてしまいました。大学1回生の時に部活のイベントでカメラ係をやり、ブレた写真を量産して叱られた苦い記憶がありますが、学生時代は特にカメラへの関心はありませんでした。
そんな私がカメラを購入したのは単純に「必要に迫られたから」でした。

どんなカメラが必要か

私は興味のある音楽団体の稽古を見学し、取材をして、記事にしています。作っているのはインタビュー記事なのですが、記事は文字だけでは面白くないんです。どうしても写真が要ります。スマホで写真を相手への配慮が欠けるだろうと考え、昨年(平成29年)にカメラを買おうと決意しました。
しかし、カメラについて無知だったので、どのようなカメラを買えば良いのかがまったく分かりませんでした。

取材カメラに必要な機能、不要な機能

カメラは高いです。取材に必要十分なものを選ぼうと考えました。また、私はもともガジェット好きの傾向があるので、本格的にハマらないように、なるべく拡張性のないカメラを選ぼうとしました。

RX100に惹かれた理由

取材時にはカメラだけではなくタブレットPCと音楽集音用のポータブルICレコーダーを2,3台持って行きます。ですのでなるべく小さくて軽いものを欲していました。

「ブログ 写真 カメラ」等のワードで検索をしGoogle先生に教えてもらいながらたくさんのブログを読みました。一眼レフじゃなきゃだめかなーと考えていたのですが、そんなものを買う予算はありません。スマホ…かぁ、諦めていた私に光明を与えたのはヒガシーサーさんのヒガシーサーのカメラ沼などでした。もうブログ名などは忘れてしまいましたが、SONY DSC-RX100、RICOH GR II、FUJIFILM X70 、CANON PowerShot G9 X等がいいのではと考えました。お金を掛けたくないという気持ちが強かったので、その中で一番安価だったRX100に惹かれました。
1、2ヶ月悩んだ末伴貞良さんの「Sony DSC-RX100だけで撮るブログ」というブログを拝読し、コンデジでこれくらい撮れるんだったらこの機種でいいだろう!と購入を決断しました。伴さんはカメラマンの方なので、カメラの性能ではなく撮影技術があるからこそ素敵な写真が撮れるわけなのですが、当時はそのことに気がつきませんでした。

モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを・・・教えて欲しかったです笑

RX100を買ってみてどうだったか

購入したのは平成28年3月11日。ビックカメラ新宿東口店でした。マップカメラにも行ったのですが、専門店は敷居が高すぎて、店員さんに声を掛けることができず。ビックカメラに行きました。延長保証に入るのも忘れ向かった先は目白。目白で写真を撮りたかったのです。
その日は曇りでした。とりあえず撮ってみた写真は、ブレたりはしていませんでした。

Mejiro , Toshima-ku , Tokyo

新しいデジタルガジェットを手に入れた私は意気揚々として帰宅しました。勝手に高額な物を購入したので一緒に住んでいたパートナー(現:妻)には叱られましたが。何はともあれ、その日以来出かけるときは極力カメラを鞄に忍ばせるようにしました。

取材カメラには△だった

さて、伴さんのブログを読み、RX100で撮影するときはPモードにしてどんどん撮ろう…ということで撮影したのですが、なかなかうまく行きません。

ズームができない(撮りたい画角で撮れない)

取材時の稽古風景はズームを使うことが多いです。当時はズーム機能は大きく撮るためのものだと思っていました。振り返って考えれば、余計なものが写らないようにしたいからズームしている(画角の問題)であるのですが、コンサート写真でよくある被写体をクローズアップした写真が撮りたかったんです。しかし、離れたところからRX100で撮影することはできません。ズームして撮った写真を後から切り取ってみたのですが、やはり余分なものが写りすぎでした。そういう写真を撮りたい場合は向いていない機種であることに気づくのにはそう時間は掛かりませんでした。また、望遠側で撮影した写真はそこまで「キレイ!」という代物ではなかったというのもあります。
ただし広角側で撮った写真は結構良いと思いました。その場合構図のせいでダメダメ写真になることが多かったのですが、それでも実用に耐えうる…というか満足な画質だと感じました。

意外とぶれてしまう(使いこなせていない)

音楽の稽古を取材しているので、蛍光灯を使用した集会室など公共施設の中で撮影する場合が圧倒的に多です。しかも夜間の事が多いので、望遠で撮ると、AWB、Pモードだとかなり暗めに写ります。そして、ブレるんです。ガジェット好きの私ですが、取扱説明書は一切読まないテキトーな人間なので、写真を撮るシャッターの速度を変える(変わる)ということを知りませんでした。ボタンを押した瞬間が切り取られるものだと勝手に考えていたので、露出時間が長い撮影は、基本的にブレてしまいました。これは現在ではある程度改善しましたが、まだまだ修行中です。

おおっ、本格的!とはならない

これは懸念していたことではありますが、やはりコンデジで撮影をすると、どうしてもカジュアルな雰囲気…というか記録を取っているだけに見えてしまいます。初心者なのでなおさらでしょう。雰囲気作りは自分が行うべきことなので、単に実力不足ではあるのですが、やはり被写体が稽古へ没入するほど撮影がやりにくくなるんですよね。こちらに関してはまだまだ苦手です。

普段使いには最高のカメラだったという誤算

せっかく大枚(40K程)はたいて購入したRX100。取材で使う際に多少の不都合は感じましたが、それでも常に持っていると愛着がわきます。愛着がわくとふと写真を撮ってみたくなるんです。不思議なものですね。

常に持ち歩いていると、撮りたいときに撮れる

カメラが好きなのではなく単純に記録魔だったんだと思うのですが、もともと食事をした際に食べ物の写真を撮る習慣がありました。
当然のようにRX100で写真を撮るようになりました。広角で撮るとキレイな写真が撮れてしまうので、あっという間にRX100が好きになりました。

適当にとってもキレイ

もしかしたら自分には写真を撮るセンスが…と思える画質。それがRX100です。そう思えてくるといつでも写真を撮るようになります。街で出会った面白いモノ、料理、自宅に或る雑多なモノのコレクション。フリマアプリで出品する商品などあらゆるモノを撮影したくなります。
DSC00029買った次の日に撮った卓上カレンダー。シャッターボタンを押して写真が表示される度に「おおおっ!!」って唸りました。

記念写真等にも使いたくなってくる

次の段階としては、記念撮影にRX100を使ってみたくなりました。私は合唱をやっていまして、演奏会の打ち上げなんかにスマートフォンでパシャリということは人並みにはしていました。これをスマートフォンからRX100での撮影に置き換えてみたくなったんです。やっぱりそこそこキレイに撮れる→キレイに撮れると、次回はもっとキレイに撮りたくなる…そんな風に連鎖していきました。

ただし、苦手な分野も

RX100についての様々なブログに書かれていることですが接写は苦手です。寄れません。
私の場合は食事の写真、おもちゃ等の撮影、フリマ出品アイテムの撮影で特に苦労しました。食事については店内の明るさによっては本当に写真が撮れないことは多く、私の大好きだったうめもとのつけ麺を美しく残しておくことが出来なかったのが本当に悔しいです。
DSC00230RX100で撮影した「うめもと」のつけ麺。何枚か撮ってみるも室内が暗く、なかなかキレイに撮れませんでした。
DSC01880最後に撮影した「うめもと」での写真。もう食べられません。

キレイに残したい。でも食事の写真を撮っているときは写真を撮る時間ではありません。ご飯を食べる時間です。だから日々トライして経験を積むしかないのです。

mantis朝、家の目の前にいたカマキリ。寄れないのはこういう被写体に遭遇したときに辛いんです。ギリギリまで寄ろうとするとAFが言うことを聞かなくなります。
mantisなかなか撮れなくて結局こんな感じで上から撮影するハメに。

これでも十分キレイではあるのですが、物足りないと思うようになっていきました。

撮れる、だから上手くなりたくなる

RX100を購入した決め手となった、伴さんがブログで書いていた言葉を引用します。

(前略)RX100シリーズがすごいところは、撮るときに細かい設定をちまちまいじくったりしなくても、いきなりシャッターボタンを押せば、かなりの人がかなりの確率で「おお! すげえ!」って感動する画質で撮れるというところなんです。

そう、まさにそうなんです。かなりテキトーに撮っても、そこそこの割合で「オっ!」という写真が撮れるのです。

良いと思える写真を撮ると、もっと上手になりたくなるものなんです。

続く

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